CSSの修正ではまった、(継承)上書きのこと。

カテゴリー︎: 【CSS】

webページの改修依頼で、CSSを修正してはまったこと。

 

まずは、htmlをいじりCSSを修正したんだけど

 

なぜか、修正範囲が反映されな。。。

 

htmlのソースをチェックしたところ

 

結局、修正したcssは後に読み込まれるデータにより

 

上書きされていたことが判明。。。

 

初歩的なミスでした。

 

近年レスポンシブデザインが主流となり、cssも複雑になっていき

 

あれこれ、ごにょごにょcss書いているのですが、

 

ちょうどいい機会なので【CSSの継承について】おさらいする。

 

 

 

 

優先順位 セレクタ 記述例
1

!important記述

「!important」はのついたスタイルは詳細度に関係なく最優先されます。上書きができない時には、どこかに記述している可能性があります。

「!important」を頻繁に使用するということは、CSSの設計を破綻させる可能性があるため、使わないほうがよいですが、あくまでも「!important」は最後に使う切り札のようなものです。

しかし、「!important」の使い方次第で制作側の思いどうりにCSSをコントロールできるので、使いすぎには注意してCSS設計を心がけましょう。

 

body{

font-size:100% !important;

}

2

インラインスタイルシート記述

HTMLの中に直接、スタイルを記述することです。

本来、HTMLは文章構造を記述するもので、CSSは外部ファイルとして読み込むのが推奨されています。

またインラインで書くと、HTMLをいじることになり編集作業にも手間がかかるので、できれば避けたい記述方法です。

しかし、HTMLメールなどは、外部ファイルを読み込めないので、インラインスタイルシート記述で記述するのが普通です。

<p style="font-size:20px;">HTML内に直接記述</p>
3

IDセレクタ記述

IDとは1ページで一回だけ使用できるもなので、詳細度が高いです。

IDを1ページで2回以上使ったとしても、Webページ上(見た目)変化はないですが、HTMLの文法上では間違いということです。

#main {
  font-size:30px;
}
4

クラスセレクタ記述

classセレクタはIDセレクタより詳細度は低いが、1ページ内で何度も使用することができます。

.font_color {
  color:green;
}
4

属性セレクタ記述

属性セレクタとは、特定の属性・属性値を持つ指定要素です。

[class="font_color"] {
  color:red;

}

a[target="_blank"] {color:blue;}

 

4

擬似クラス記述

未訪問のリンク⇒ :link

訪問済のリンク⇒ :visited

カーソルが乗っている要素⇒ :hover

クリック中の要素⇒ :active

フォーカスされている要素⇒ :focus

などがあります。

a:link {color:blue;}

a:visited {color:red;}

a:hover {color:pink;}

a:active {color:green;}

input:focus {background:gold;}

 

5

要素型セレクタ

要素名で指定した要素のことを指します。

h1要素、h2要素 , p要素, span要素。。。などです。

h1 {
  color:black;
  font-size:15px;
}
p {
  color:white;
  font-size:14px;
}
5

擬似要素

擬似要素セレクタとは、要素の直前と直後のことです。

または、要素の最初の一行、要素の最初の一文字のこと。

 

blockquote:before {
  content: "【";
}
blockquote:after {
  content: "】";

}

p:first-line {color:blue;}

p:first-letter {color:blue;}

6

ユニバーサルセレクタ

 

ユニバーサルセレクタは全ての要素に対して使われます。webブラウザスタイルをリセット(初期化)できます。

詳細度は最も低いので一番最初に設定して、後から他のセレクタで上書きする使い方が一般的です。

* {
  margin: 0;
  padding: 0;
}
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